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ヒートテックは暖かくない?寒い?使う人やシーンによって効果がない(汗冷えに注意)

ヒートテックを着ていてもイマイチ暖かくない…」と感じる人は意外とたくさんいます。

ユニクロのヒートテックは誰でにも効果がある万能アイテムではありません…。

使う人やシーンによって効果がないことも)

 

ざっくり言うと、

  • 屋外でずっと動かない人
  • 汗をかきやすい人
  • 激しい運動をする人

にはヒートテックが暖かく感じないことが多いです。

(理由は後述しますがヒートテックの『吸湿発熱素材』が関係しています)

 

\ヒートテックの吸湿・発熱/

 

\ メリノウール /

ヒートテックが合わない人にはワークマンの『メリノウール』がおすすめです。

基本的にメリノウールは高い(5,000円とかそれ以上)ですが、ワークマンなら「1,900円」で購入できます。

 

 

 

ヒートテックが暖かくないと感じる人(着用をおすすめしない人)

普通のヒートテック

超極暖

ヒートテックが暖かくないと感じる人(着用をおすすめしない人)は次のとおりです。

  • 屋外でずっと動かない人
  • 汗をかきやすい人
  • 激しい運動をする人
  • 敏感肌の人

 

屋外でずっと動かない人

屋外でずっと動かない人にはヒートテックが合わない(暖かく感じない)ことが多いです。

最初にヒートテックの仕組み「吸湿発熱」をざっくり言うと、汗を吸って発熱(暖かくなる)します。

 

屋外で動かない人は通常より汗をかきにくいので、そもそもヒートテックが発熱できないわけです。

ヒートテックよりも『保温性』に優れたインナーを着るのがおすすめ。

 

汗をかきやすい人

汗をかきやすい人にはヒートテックが合わない(暖かく感じない)ことが多いです。

理由をざっくり言うと、ヒートテックは『速乾性』が弱いので逆に汗冷えしやすくなるから。

 

汗をかきやすい人にはヒートテックよりも『速乾性』に優れたインナーを着るのがおすすめ。

ポリエステルが多く入ったタイプがサラッと快適にすごせます。

 

激しい運動をする人

激しい運動をする人にはヒートテックが合わない(暖かく感じない)ことが多いです。

理由は汗をかきやすい人と同じで、ヒートテックは『速乾性』が弱いので逆に汗冷えしやすくなるから。

 

ヒートテックよりも『エアリズム』や『ドライEX』がおすすめです。

冬でも汗をたくさんかくときは速乾性にすぐれたインナーが活躍します。

 

敏感肌の人

敏感肌の人にはヒートテックが合わないことが多いです。

化学繊維が肌荒れをおこしてしまうので、天然繊維のインナーがおすすめ。

 

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ヒートテックが合わない人にはワークマンのメリノウールが安くておすすめ

ヒートテックが合わない人にはワークマンの『メリノウール』がおすすめです。

基本的にメリノウールは高い(5,000円とかそれ以上)ですが、ワークマンなら「1,900円」で購入できます。

  • 汗冷えしにくい(ヒートテックより快適)
  • やわらかくて肌ざわりが良い
  • 臭くなりにくい

 

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ヒートテックが暖かく感じる理由

ヒートテックが暖かく感じるのは『吸湿発熱素材』(きゅうしつはつねつそざい)でできているからです。

『吸湿発熱素材』の特徴は字のとおり、繊維が汗などの水分を吸収することで発熱する仕組みにあります。

 

『凝縮熱』を利用して発熱する

暖かく感じる理由は、

『体から出た汗の水蒸気を吸着し、その水蒸気が水に変わるときに発生する凝縮熱(ぎょうしゅくねつ)を利用して発熱させている』

からです。

 

夏の『打ち水』と逆の効果

真夏に行う『打ち水』と逆の効果があります。

打ち水で涼しく感じるのは気化熱』(きかねつ)によって温度が下がるからです。

 

『凝縮熱』は『気化熱』と反対の効果で、熱が発生して温度が上がります。

  1. 汗をかく。
  2. 繊維がその水蒸気を吸着する。
  3. 水蒸気が水になるときの凝縮熱によって発熱する。
  4. 暖かく感じる。

 

イラストでイメージ

f:id:longestwoodenbridge:20171210213616j:plain

出典:「発熱」は最初の3分だけ!? 大ブーム“あったか衣料”の真実 - 日経トレンディネット

まず汗などの湿気を吸収します。

その水蒸気が冷えることで気体から水に変わり、そのときに熱を発生させる。

この熱によって暖かく感じるわけです。

 

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ユニクロ公式の「ヒートテックの吸湿発熱」実験動画

参考になるユニクロ公式動画をご紹介します。

実験内容は「ヒートテックに湿気を吸わせてサーモグラフィックがどう変化するか」です。

 

 

湿気を吸うとヒートテックが発熱するようすがよくわかります。

とってもわかりやすくて面白い

 

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吸湿発熱のデメリット

吸湿発熱のデメリットは次のとおりです。

  • 吸湿しすぎるとそれ以上は発熱しなくなる。
  • 温度を下げたい状態でも発熱してしまう。

 

発熱にも限度がある

繊維の吸湿が『飽和状態』になるとそれ以上は発熱しなくなります。

ヒートテックにも限度があってずっと暖かくなりません。

 

ムダに発熱してしまう

運動などで汗をたくさんかくときには温度を下げたいときでも逆に発熱します。

水分があると発熱させてしまうので、ある意味融通がきかないタイプとも言えます。

 

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(参考)ヒートテックの耐用年数は?

ユニクロ公式サイトにヒートテックの耐用年数については次のとおり記載されています。

吸湿発熱機能は素材が持つ特性のため、ほぼ低下しませんが、ストレッチ性の低下(ポリウレタンの特性による劣化)により生地が伸び保温性能が低下します。
耐久年数はお取り扱い状態や保管状態により異なります。
※目安として3シーズンとしています

引用元:ユニクロ

 

耐用年数の目安は3シーズン

ユニクロ公式サイトの説明では耐用年数の目安は『3シーズン』です。

 

吸湿発熱機能はほぼ低下しない

ヒートテックの『吸湿発熱機能』は素材が持つ特性のため、ほぼ低下しません

 

保温性能が低下する

ストレッチ性の低下(ポリウレタンの特性による劣化)により生地が伸び『保温性能』が低下します

 

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(参考)ヒートテックの買い替え時は?

ユニクロ公式サイトにヒートテックの買い替え時については次のとおり記載されています。

肌への密着がなくなると保温性の低下につながるため、ストレッチ性が弱くなったと感じられた時が、買い替えの目安とお考えください。

引用元:ユニクロ

 

ストレッチ性が弱くなったときに買い替える

ヒートテックはストレッチ性が弱くなったと感じたときが買い替えるタイミングです。

理由は伸縮性がよわくなって肌への密着がなくなると『保温性』が低下するから。

 

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ヒートテックを使い分ける

ヒートテックが効果的なときもあれば、あまり効果がないときもあります。

一長一短でメリット・デメリットあり

 

寒い冬でも汗をたくさんかくときはエアリズムの方がサラッとして快適です。

それぞれの良さを活かしてうまく使い分けましょう。

 

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